ピュアちゃん
鼻の構造破壊によって、慢性的に呼吸努力が必要なピュア。
ウサギは鼻呼吸を主にする動物なので、そりゃ辛い。
12年前、彼が2歳のときから当院で管理させて頂いている。
私の実力不足から完治には至らず、治療当初は症状改善させるために四苦八苦でした。
ときには苦痛を伴う治療によく耐えてくれた。
何よりも飼主さんの諦めない、献身的で、しかし諦観も伴った心意気が、彼の命を守ったと思います。
彼の治療経験は、その後の類似症状の患者さんを治療する上で相当役立っている。
現在13歳半。
まだまだ生きる力に漲っております。