ウサギの口のなか

ウサギは前歯も奥歯も伸び続ける動物で、牧草を食べる際、上下の歯を擦り合わせることによって削っています。
歯並びが整っていない場合や、牧草食べずに摩耗不足になると歯が伸びて咀嚼の邪魔になり、ウサギは満足に餌を食べることが不可能になります。

前歯(切歯)は飼主さんでも確認することができますが、奥歯(臼歯)を見ることは無理でしょう。
それで心配な飼主さんから来院時「ついでに奥歯もチェックしてください」と依頼されることがあります。
当院では、ヒト用の鼻鏡という金属製器具を使ってウサギの口内を見ますが、ウサギにとってある程度の苦痛を伴う検査となります。
飼主さんよりウサギサイドに立って考えてしまう私としては、正常な咀嚼で十分に牧草を食べているなら、わざわざ苦痛を伴うことをする必要はないと思ってしまいます。
だから飼主さんに頼まれても断る場合があったりします。

しかしながら、ただ断るだけだと飼主さんとの関係にしこりが残りますので、ウサギの歯に問題が生じた場合の早期の着目点を、実際に動画をお見せして説明しています。

涎を垂らしながら餌を食べれなくなる、それよりも前に発見できる着目点です。

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