ほっとした

私にとって、動物病院での業務の中で最も神経をすり減らすのは手術だ。

術前検査を評価し、患者の様子を細かく確認し、最大限に慎重を期しても、実際に麻酔をかけて開腹してみると、予想外のアクシデントが起こることがある。
まさに先週の手術で、それが起きた。
久しぶりに肝を冷やした。
こうしたことは、この職業では決して珍しくない。

対応を誤れば、その後の生活に支障をきたすか、最悪の場合、命に関わる。
瞬時にいくつもの選択肢を思い浮かべ、その中から自分なりに最善で安全だと思える方法を選び、実行した――つもりだ。

正解は、すべて結果に表れる。
そして先日、無事に抜糸に来てくれた。
本当に、ほっとした。
術後の私の説明は、飼主さんにとってとてもショックだったはずだが、それでも努めて冷静に耳を傾けてくださり、感謝しかない。
そして無事に抜糸を終え、互いにほっとした笑みを交わせたことが、何より嬉しかった。

……と、結果がうまくおさまったときのことは書ける。
では、うまくいかなかったときはどうか。
ダメだった事例も正直に書き、きちんと総括できる。
そんなブログでありたいと思う。

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