くしゃみ 2
昨日ブログで書いたばかりなのに、今日も「くしゃみが……」と相談される飼主さんが多い。
思わず、
「あれ? 今そういう季節だったっけ?」
と不安になり、少し調べてみました。
ウサギの場合、人間のように「花粉症シーズンだからくしゃみが増える」という関係が明確に証明されているわけではありません。
それでも臨床現場では、季節によってくしゃみを訴える症例が増える印象があります。
特に多いのは次の時期です。
【春(3〜5月)】
・スギやヒノキなどの花粉
・黄砂
・PM2.5
・強風による粉塵
これらが窓や換気を通じて室内に入り、鼻粘膜を刺激してくしゃみを起こすことがあります。
【秋(9〜11月)】
・ブタクサなどの雑草花粉
・空気の乾燥の始まり
・換毛期
換毛による被毛やフケが舞い、鼻を刺激することがあります。
【冬(12〜2月)】
・空気の乾燥
・暖房使用によるハウスダストの舞い上がり
・換気不足
鼻粘膜が乾燥すると、わずかな刺激でもくしゃみが出やすくなります。
そういえば今日は、飼主さん自身も鼻をぐずぐずさせている方が多かったような気がします。
台風の後は、風によってホコリや花粉が舞いやすくなりますし、気温や湿度も大きく変化します。
人がくしゃみをするのと同じように、ウサギも一時的に鼻がムズムズして、くしゃみが増えることは十分あり得るでしょう。
だからといって、すぐに病気と決めつける必要はありません。
大切なのは、数日様子を見ながら、
「一過性の症状なのか」
「持続的に続くのか」
「徐々に悪化していくのか」
を見極めることです。
くしゃみの回数だけでなく、鼻汁の有無や食欲、活動性なども合わせて観察していただければと思います。
……と、昨日とほぼ同じことを、言葉を変えて書いています。
それでも同じ質問が続くということは、それだけ飼主さんが気にしている話題なのでしょう。
結局のところ、「くしゃみをした」という事実だけでは判断できません。
その後どう推移するかを冷静に観察することが、最も重要なのです。
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