かかる費用について
ヒトと同じように、ウサギも年齢を重ねることで体のあちこちに老化が見られ、日常生活に支障が出てくることがあります。
私の経験では、8歳を過ぎる頃からこうした症状が増えてくるように感じます。
問題の発生する場所によって症状は異なりますが、飼主さんが「いつもと違う」と早めに気づいて来院してくだされば、各種検査を通じて正確に診断し、適切な治療を早期に受けることができます。
早く治療を始めるほど、回復の可能性が高くなります。
ただし、老化した部分を若返らしたり、新しく取り替えることはできませんので、治療はその後も続くことが多いです。
また、病状の変化を確認するために、定期的な検査が必要になる場合もあります。これらの治療や検査は、愛兎が亡くなるまで続くことが多いです。
継続的な治療には費用がかかりますが、飼主さんに「大丈夫ですか?」と尋ねることは、失礼にあたることもありますので、私からはお聞きしません。
ただし、費用に関して心配なことがあれば、遠慮なくお尋ねください。
できる限り丁寧にご説明いたします。