あ〜、ビックリした。。。
1996年10月の開業以来、約30年。
こんな体験は初めてだったわ。
顎下膿瘍の患者さんを再診で連れてきた飼主さん。
めでたく治癒を確認して、「じゃあ、今後も様子を見てね」と診察終了を告げようとしたその時――。
「せんせい、今日機嫌いい?」
「ん? なんで? いいよ」
「1分でいいから時間ちょうだい」
飼主さんがそう言ったかと思えば、突然自作の「ウサギダンス」を歌いながら踊り出した!
突然の出来事に「えっ、なに? なに始めるの?」と引きつる私。
陽気な飼主さんは、1分間しっかりやり切るつもり満々。
恥ずかしさのあまり途中で我慢しきれなくなった私が、つい彼女の首を軽く絞めて止めようとしても……あっさり力強く振り解かれ、そのままやり切られてしまいました。
最後に飼主さんが一言。
「せんせいには、笑いが必要だと思ってさ!」
もう、ここまでされたらね……最後はハグするしかないじゃない。
飼主さん、一生忘れられない衝撃をありがとう。
しばらく、毎晩思い出して笑えそうです。
え、新曲?
お願いだから、もうやめてね。