長州力 最後の告白
場違いにも午後の日差し漂う洒落たカフェに本書を持ち込んで読もうとした私、表紙カバーを外して安心かと思ったら、更に恥ずかしい内表紙だった・・・
「博士だったら話す!」と条件を出され、実現した水道橋博士による長州力インタビュー本。
しかし企画書の段階で「お前になにがわかる!」と貝になる宣言の長州。
苦肉の策で、今までの長州語録を振り返りながらの自伝と、お笑いや芸人に対する思いだけは饒舌に語る長州と博士の対談が掲載された本書。
題名に偽りありと酷評多き本書だが、最後の名言「お前になにがわかる!」を引き出しただけで、昭和プロレスファンは満足です。
彼は高田延彦と同様、話さないことにダンディズム感じる人柄なのかも。