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90作目

プロレスラー天龍源一郎引退までの、最後の1年間を追ったドキュメンタリー映画。

プロレスは伝承文化と定義する天龍選手は、1975年〜2015年までの40年間現役生活を送り、キャリアを通して平成時代が長いにも関わらず、自らを昭和を代表するプロレスラーとするのは、そのファイトスタイルが昭和のプロレスラーたちから伝承されたものだからでしょう。
作品には新旧様々なレスラーたちが出演しているが、その存在感が強いのはやはり昭和のレスラーたち。
なかでも75歳になろうとするドリー・ファンクJr.の現役姿は後光が射して見えた。
伝承文化ならば、道理で経験を重ねたものには敵わない筈だ。

しかしこれらは、昭和から今に続く長いプロレスの歴史を知るから感じる畏敬の念であって、ターザン山本曰く、エンタメとしてアミューズメントパーク化した今のプロレスのファンには伝わる感動なのか?

オヤジ限定感動作品だとしたら寂しい・・・

※ちなみに私、何とか字幕なしで観れました(笑)

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