AI vs. 教科書が読めない子どもたち

最近巷でAIの時代到来を騒ぐ声が聞こえても、無関心だったアナログ人間の自分。
しかし先日、敬愛する人から薦められて、現在売れてる本書を読んでみた。

著者の本業は数学者、加えてAI、コンピューターの話となれば、それらを理解するに必要とされる三角関数・微積分・行列を大学受験以後、記憶の彼方に置いてきた自分が読めるか不安だったが、終始分かりやすい例えと読み易い文章(著者が相当頭が良いから成せる技)で、一気に読めた。

著者は言う、AI技術を駆使した真のAI誕生は不可能だろう、シンギュラリティ(この言葉本書で初見、でも読破後だから知ったか振りして使用)も来ない。
しかし2030年までに、ホワイトカラー ブルーカラー問わず全雇用の半分が、AIに職を奪われると恐ろしい予測を立てた。

では、そんな恐怖の時代に生き残るためには何か必要か?
本書の後半には、AIが持ち得ない(逆に言えばAIに勝てる)能力を算定するRSTの例題がいくつか紹介されているが、もう深夜帯に突入した読書だったのに、目を血走らせて解きました。
結果は・・・

とても衝撃的な一冊でした。
受験が一段落したら愚娘・愚息に是非読ませたい。

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