50年後のボクたちは

21作目

2016年ドイツ制作。
ヴォルフガング・ヘルンドルフの「14歳、ぼくらの疾走」が原作。

少年のひと夏の冒険ものといえば、1986年スティーヴン・キング原作の「スタンド・バイ・ミー」が有名だが、彼らは12歳のときの話に対して本作は14歳と、少しばかり異性に目覚めた少年の物語となっている。

注目はサッカー2002年ワールドカップのロナウドのような大五郎カットで、二日酔い登校する不良っ気満点の転校生チック。
演じた少年は、本作でスクリーンデビューを果たしたアナンド・バトビレグ・チョローンバータル。
なんでも適した子役が見つからず、監督がモンゴル大使館に相談してみたところ、そこに勤務していたモンゴル大使館職員が「俺の息子はどうだ?」と勧めてきて、その後見事オーディションに合格したというシンデレラボーイらしい。
私ゃ、東洋人のせいか、主人公よりこの大五郎のカッコよさに釘付けでした。

2人の少年の無鉄砲なロードムービー、それも無免許なら勢いのいいサントラ、例えばドイツならスコーピオンズやラムシュタインでしょ。
原作に詳細な理由があるのかもしれんが、なぜに「渚のアデリーヌ」?
他の曲も、サントラだけ不満が残った。

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