読みたい本がなくなるのはイヤ

音楽に関していえば、新しいアーティストのCDは殆ど買っていない。

理由は魅力的な曲が聴けなくなったからだが、ネット上の共有サービスから無料で音楽が楽しめるようになってしまい、CDが売れなくなり、新曲を発表してアーティストが利益を得ることが難しくなり、それが新たな才能の輩出を妨げて、だから聴きたい曲が現れないという悪循環になっている。

彼らも歌っているように、もうどうしようもない状態。

一方、出版業界に関しても

・電子コミックスの売り上げが紙のコミックスの売り上げを上回った

・タダ読みサイトが横行

・書店のない自治体・行政区が全国の2割に及んだ

なんだか音楽業界と同じ道を辿りそうな気配で、今後も本の出版部数と種類が減少すれば、マニアックで読み応えある本が生み出される機会が減っていくのだろう。

作り手の受け取るべき対価を尊重せず、利便性と安さだけを重視して、その業界が先細り衰退して、楽しみが感受できなくなってから文句言っても遅いということを考えて、個々の消費者が対応するべき・・・なんだけど。

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