証言UWF 最後の真実

ということで、夜、一気読みしました。

「1984年のUWF」への前田日明の反論ということで、日明兄さんが50ページ近いボリューム、他のレスラー・関係者がその半分ほどで計17人の証言集となっており、事実も見え方、受け取り方、立場が変われば、異なってくることがよくわかる。
何が真実なのか考えることよりも、33年前に熱を創造した中心人物たちの、今だからこそ明かせるであろう当時の思いが読めるだけで、ファンとしては嬉しい。
掲載画像も秀逸揃いで、なお嬉しい。

あれだけ確執のあった仲、修復しているものもあれば、いまだに遺恨が続くものあり、えっ、この人の証言も載るの?と驚きもあれば、やはりあの人は出てこないわな、と納得するものあり。
読み終えたあと、感慨深くなる一冊でした。

本書発売前、吉田豪氏と日明兄さんの対談で、UWFの肖像権と興行権は、それぞれ誰が持っていったか明かされたが、それを知った上でお二人の発言内容・話し方を読んで、いろいろ考えを巡らせる楽しさもありました。

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