立川談春独演会
2014年7月13日名古屋での30周年記念落語会「もとのその一」以来、2度目の立川談春独演会を刈谷市総合文化センターで観ました。
最もチケットが取れない落語家、実は去年の独演会はチケットが取れず、やっと2年越しの楽しみが実現しました。
大ホール1500席完売、幸運にも2F席の一番前、見晴らし良い場所で楽しめました。
チャレンジ精神旺盛な談春師匠の本日の演目は「居残り佐平次」
なんと、1/10〜23まで東京で11公演行った新春独演会全てで同じ佐平次をやり、他都市でも5月まで計40公演やり続けるそうです。
更にこの佐平次、現代口語では「おこわにかける」というオチが通じなく、いまの落語家が各々オチの考案に腐心している演目。
更に更に、談春師匠の佐平次はとても長い時間を要し、なんと途中休憩(仲入り)が入るときた。
観終わった後で時計見たら、なんとトータル2時間くらい演じたようでした。
で、期待したオチは予想通りの談志師匠譲りでしたが、凄いのは後半のマクラでさらっと解説してくれて、「一見」さんでも笑えるようにしてくれたところ。
古典落語を現代に生かすために、入念な仕掛けを芸に込めてます。
あっしも今回で「裏を返し」ました。
次に談春師匠の落語に接するときは、「馴染み」の客ということで。