田中恒成、2階級制覇前哨戦
今年の年末までに2階級王者達成するための試運転、だが、もちろん負けは許されない前哨戦。
結果は、期待通りの6RKO勝利。
前回の防衛戦のように減量失敗してガス欠で危うくなる心配はないし、相手は世界ランカー9位ですから、観客も勝ち負けの緊張感より、どれだけ田中選手が力と技を披露して、強さをアピールしてくれるか期待感が大きかった。
そして、その期待にしっかり応えた。
1階級上げただけ(その差1.3kgちょっと)で、これほどまでにパワーアッブして、スピードを維持することができるとは、プロボクサーが極限の調整をしつつ戦うスポーツということを改めて認識した。
「ダイエットしまーす!」と軽く宣言して、3日で2〜3kg楽に落としてリバウンド繰り返すアホな小生とは次元の違う話。
次回は世界戦、狙うは八重樫、田口どちらか?