獣神サンダー・ライガー自伝 上巻

本書は、新日本プロレスリングのスマートフォンサイトで連載中、山田恵一から獣神サンダー・ライガー時代(新日本プロレス入門から2000年まで)の歴史を、インタビュー形式で振り返り語ったもの。

若手時代のニックネーム「ハチベエ」が、デコッパチ→ハチ→ハチベエに由来することを初めて知った。
ジュニアヘビーの一時代を築いた人物が語る新日本の歴史は非常に興味深く、読み終わると当時の動画を漁って、再び幻想が膨らみました。

本書でライガーが明かしたのだが、現場監督の長州力が「あいつ、宇宙人か?」と驚いたという、スーパーJカップでのブラックタイガー VS TAKAみちのくは、今観ても面白い。

キレたときのゾクゾク感が味わえた青柳政司との異種格闘技戦と

鈴木みのるを再びプロレス界に引き戻したパンクラス時代の対戦は

プロレスの本道から外れるが、私的ライガーベストバウトだ。

ということで、自分としては2000年までの自伝書で満腹で、それ以降の現在に至る下巻はいいかな。

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