無冠の男 松方弘樹伝

N師匠からの課題図書1冊目。

2017年脳腫瘍で死去した松方弘樹、彼への20時間にわたるインタビューと関係者の証言から、松方が生きた昭和・平成の大衆藝能史、彼の藝への執念を描いた一冊。

リアルタイムで観れた筈なのに、私的には「仁義なき戦い」「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」「遠山の金さん」ぐらいしか思い出がなく、亡くなって本書を読んで感動しているのが悔やまれる。
こんな気持ち、確か勝新でも味わった。

読破後、とりあえず「十三人の刺客」は観たから、「北陸代理戦争」「修羅の群れ」「修羅の血」を急いで観たい。

すっぽんぽん(無一文)になっちゃっても、芸能界浄化運動のターゲットにされても、とどめを刺される事なく藝を追求した漢には惚れてしまいます。

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