樹海考

日本最大の霊山・富士山が西暦860年代に大噴火した際、その流れ出た溶岩の上に形成されたのが青木ヶ原樹海。
そこに100回以上足を踏み入れ、様々な取材を続けてきたフリーライター・村田らむによる樹海ノンフィクション。

樹海探索のハウツー、代表的なものからマニアックまで様々なスポット紹介、樹海都市伝説の検証など、伝聞でなく著者の実体験でリアルにレポートされている。

樹海という神秘的な自然の中で行われる人間の負の業、所謂「あれ」に関する詳細な描写もあり、普段「あれ」から隔絶された生活をしている我々には、相当ショッキングな内容も含まれている。
そのグロさも含めて樹海案内所として、今までになかった一冊だと思う。

正直面白くて1日で読んだ。

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