東京笑芸ざんまい わたしの芸能さんぽ

東京の大衆芸能を書き綴った「笑芸」3部作の完結編。
私は早とちりして第2作は「高田文夫と松村邦洋の 東京右側「笑芸」さんぽ」かと思い、そちらを先に読んじゃった。

「想い出は心の非常食」と著者は引用したが、その記憶量が並外れて凄い。
読者のボケ防止になるよなどと前置きし、何々といえば、と次から次へと昔流行った東京のお笑いや芸能、出来事が語られて、自分の朧げな記憶(ボケてるのか?)が呼び戻された。

本3部作は昭和から平成の東京大衆芸能史の一次史料として、後世に残すべきものだと思う。
ちと大げさか、いや、半分真面目に。

さあ、次は読み損なった第2作「TOKYO芸能帖 1981年のビートたけし」へ。

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