手紙は憶えている

45作目

2015年カナダ・ドイツ合作のサスペンス作品。

アウシュビッツ収容所の生還者である主人公が、当時のナチス兵士に復讐しに行く話なのだが、その主人公の年齢がなんと90歳で認知症を患っている。
今まで観たなかで最も頼りなくゆっくり動く暗殺者なのだ。
その、おいおい大丈夫かぁ?加減が、観ていてドキドキする新たな手法だ。
加えて驚きの結末もしっかりあるので、予想外の秀作でした。

観終わって自分の年齢を考えれば、このような老人になるのは、そう遠くない未来なんだと知って愕然とし、それが一番の衝撃だったりする。

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