戦場でワルツを

2008年イスラエル製作。
作品に申し訳ないと思ったが、ヘブライ語の音声が馴染めなくて、日本語吹替で鑑賞。

イスラエル人の監督のアリ・フォルマン自ら国民皆兵制度によって、82年に参加したレバノン侵攻、そこで遭遇したパレスチナ難民虐殺事件、その逃避反応にる記憶喪失をアニメ化した作品。
クライマックスで主人公の記憶が蘇るイコール実写映像に切り替わる手法で、この作品がアニメで製作された意味がわかりました。

アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされるほど優れていて、且つ衝撃的な作品である上に、制作費が1億5千万円程度であることが驚き。
なるほど、アニメーションに影絵芝居的な動きを導入したのは、少ない製作費用故の苦肉の策だったのかもしれないが、それをも本作の味になっていて、クライマックスを引き立たせる要素にもなっている。
ちなみに日本の大手のアニメ作品は、この10倍以上金かかってます。

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