告白 平成プロレス10大事件 最後の真実

ジャンルは違えど、先月末以来2冊目の告白本。

プロローグにターザン山本の文が載り、長州力、宮戸優光、安生洋二、鈴木健、前田日明、永島勝司、橋本かずみ(橋本真也元夫妻)、高島宗一郎(元実況アナ)、ジェラルド・ゴルドー、川田利明、渕正信、ミスター高橋、水道橋博士、上井文彦、田中ケロ、秋山準、齋藤彰俊と、マニアなら容易に想像できるテーマでそれぞれの証言を読むことができる。

レスラーからも初めて読む新鮮な話があるし、レスラー以外の裏方、元妻、水道橋博士までもの証言が、読んでいて全く飽きない。

それらほとんどの証言が興味深く真剣味がある対極に、Uインター御三方の軽さというか、思ったままそれぞれが勝手に話し、まとまりなく、ときに喧嘩が勃発しそうになる様相は、トリオ漫才のようで笑えた。
それにしても彼らが結果として、プロレスから総合格闘技変換点の重要事件の当事者になるとは。
一歩間違えたら怖いことだったろうなという意味で、談志師匠だったか「自覚のない○○ほど怖いものはない」という言葉を思い出してしまった。

あっ、失礼、ごめんなさい。

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