ビリー・スクワイア

前回紹介した「ビニー/信じる男」のサントラで、久々に聴いたミュージシャン。
Wikiには記載がないから、日本では忘れ去られた存在なんだろうけど、80年代初頭のアメリカで人気のロックスターでした。

映画では81年発表の「Don’t Say No」と82年の「Emotions In Motion」からの選曲でしたが、個人的には後者のアルバムに思い入れが強い。
当時14歳のマセガキだった私は、レコード店(懐かしい言葉だ)で、アンディー・ウォーホールが手がけたジャケットに目を奪われて、少ない小遣いなのにジャケ買いする暴挙に出た。

帰宅後速攻でレコードに針を落とし、そこから聴こえてきた音に衝撃を受けた。
初めて聴いた素直な感想は「なんていかがわしい雰囲気のアダルトロックなんだ」
しかし一回聴くとあとは病みつき、昨日までキッスのパーティーロック聴いていた息子が、いきなりビリー・スクワイアをヘビロテしだしたので、母親は訝しく思っただろう。

好きになって音楽雑誌で情報探ってみると、本人なんとコンバース社の御曹司なんだとか。
そりゃ、デビュー2枚目のアルバムデザインで、ポップアートの権威を起用するほどの人脈と財産があるよな、と妙に納得、それ以降煩悩膨らむ中坊のヒーローに確定、学校での布教活動に勤しんだ。

久々にPVをYouTubeで探ってみると、嬉しいことに好きな曲が2つともありました。

いま聴いても十分カッコいいしイヤラしい。

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