ノクターナル・アニマルズ

29作目

2016年アメリカ制作のドラマ・スリラー作品。

オープニングから芸術的とは言い難いグロテスクなシーンから始まるので、ちょっと不安になったが、次第に引き込まれ、最後は最近観た作品の中では一番唸らせてもらった。

本作はジェイク・ギレンホール演じるエドワード・シェフィールドと、エイミー・アダムス演じるスーザン・モローの20年前の出来事、現在のスーザン、そしてエドワードが書き上げた「ノクターナル・アニマルズ」という小説の3つの世界が融合して進行していく・・・という読んでるだけでは混乱しそうになる設定なのだが、3つの世界の色使い・光の差し方の違いが明白なので、映像なら理解し易くなっていて、脚本・撮影の手腕に感心する。

捉え方は人それぞれだと思うが、こんな復讐劇、個人的には痛快だった。
女の復讐を描いた作品は多々あれど、男の場合を描くなら、こう来るかー、全くもって感動でした。

1つ星 (まだ評価がありません)
読み込み中...

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ