デトロイト

映画尽くしの年末、59作目。

2017年アメリカ製作、1967年デトロイト暴動の最中発生したアルジェ・モーテル事件を、当時の証言をもとに再現したドラマ作品。
監督は「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティ」のキャスリン・ビグローで、今回も彼女が手がける特有の胸糞悪くなる(褒め言葉です)話だ。

人種、生活格差、職業、腕力、能力、権力・・・様々な状況で、強い立場の人間が弱い者を虐げ、驕り暴走する行動は、非常に恐ろしいということをまざまざと見せつける。
そして鑑賞後、自分が被害者にも加害者にもなり得ることを考えさせられる。

自分たちの未来にも十分想定できる話だからこそ、目を背けることなく観るべき作品だと思う。

もう少しノー天気に楽しめる作品観るはずだったけど・・・

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