ジャスティス・リーグ

14作目

2017年公開、DCコミックスの登場人物を、同一の世界観で活躍させるDCエクステンデッド・ユニバースシリーズの第5作品目で、マーベルのアベンジャーズが異種世界コミックの対抗馬である。
興行成功と人気はマーベルに軍配が上がるが、個人的にはよりシリアスで大人向きの本シリーズの方に興味と期待が大きいのだが果たして・・・

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」から数ヶ月後の物語。
膨大な資産とテクノロジーを持ちながら、老いと常人の限界が露呈してきたバットマンが、前作より更に痛々しい。
前作で対峙した2人なのに、一方は衰えが目立つバットマン、もう一方は復活後強くなり過ぎのスーパーマン。
これじゃスーパーマンひとりダントツに強すぎで、チームの意味合いが稀薄だ。
アベンジャーズで興醒めしたメンバー間の実力設定のいい加減さが、ジャスティスリーグにも見えてきた。

また、ダークナイトの成功によって踏襲されていたシリアス路線が、マーベルとの違いを明確にしていたのに、ワンダーウーマンの参加によって消されてしまい、これではアベンジャーズと区別がつかない。

と、客観的にケチばかりつけてきたが、オッサンはガル・ガドットばかりをのぼせて観ていたので、ある意味満足。
たぶん何があろうと次作も観てしまうだろう。

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