グレース・ケリーの言葉

4月のグレース・ケリー展から、延々ファン熱が上昇して、とうとう本まで読んでしまった。
彼女が生前に残した49の言葉を紹介しながら、その一生を振り返る歴史書的一冊。

ルックスで自己を判断されることを好まず、才能で評価されたい。
美しさより、品格を備えたい。

52歳で亡くなる2ヶ月前の言葉では

「慎ましく、思いやりある人間だったと
 みんなの記憶の中に
 残しておいてほしい」

同じ地球上に存在しながらも、天界の女神のような存在だ・・・と彼女の美貌に頭が麻痺して思ったが、よくよく考えたら、本当に慎ましく、思いやりのある人物は、そのように評価してほしいなどと、口に出して言わない、言えないと思った。

彼女は、自分の見た目と中身を、完璧に創造しようとし、それを成功させ、老いを見せずに亡くなったから、今でも女性たちのアイコンとなっているのでしょう。

さあ、「喝采」「泥棒成金」を観よう。

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