ガール・オン・ザ・トレイン
35作目
イギリスのポーラ・ホーキンズが2015年に上梓した同名スリラー小説が、早くも映画化。
本作には3人の女性が登場する。
A. アルコール依存症を患って離婚歴のある主人公。
B. Aの旦那と浮気し、そのまま略奪婚して子供を産んだ女性。
C. Bの近所に住んで、Bの育児を手伝う主婦。
DV、アルコール依存をテーマにして、彼女たち3人のそれぞれのストーリーが絡み、物語が進行していく。
興行収入としては成功したが、評価には賛否があり、有名小説の映像化と現代社会の深刻なテーマから興味は持たれたのに、観た結果は残念な気持ちになった者が多いということ。
私的には、期待するほどのドンデン返しはなく、3人の女性の状況や事情は違えど、問題の根底は○運のなさが原因だったという単純構造だったと認識するが、それでもブラックアウトによって喪失した記憶の謎を究明していく過程は面白かった。
酔って記憶をなくすのはたいそう怖いことだ。
これ観て悔い改めよ、と言ってやりたい。
あっ、自分にではないですよ。