ここまできたVFX

VFXって聞き慣れない単語ですが、これ、日本語では視覚効果といい、映画の実写映像にコンピュータ処理で加工する作業をいいます。
ちなみに撮影現場で手を加えることは、特殊効果(SFX)といい、こちらは馴染みある言葉です。

近年、このVFX技術が末恐ろしいほど進歩しており、先日観た「ブレードランナー2049」でのレイチェル復活には本当に驚いた。

代役女優が演じた映像に、CGで作り上げた頭部を合成をしたものだそうですが、このたった2分のシーンにまる2年かかる作業だとか。
さらに35年前にレイチェルを演じた女優、ショーン・ヤング本人もアドバイザーとして撮影に参加し、合成するCGを作るためのモーションキャプチャーに協力したという、正直そこまで拘らなくたっていいんでないの? という熱の入れよう。

ハリウッド映画は資金の掛け方も桁違いだけど、こういう狂気染みた拘りがあるので、後世に残る傑作が生まれるのでしょう。

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