あゝ、荒野
86作目
1966年に刊行された寺山修司の長編小説を映画化、前後編の2部作で5時間の大作。
「息もできない」のヤン・イクチュンが出演しているので観たのだが・・・
役者陣の演技力に惹き込まれるシーンは多々あるものの、その上映時間の長さに疲れてしまった。
個人的に感じる邦画のダメなところかもしれないのだが、主張したいことを詰め込みすぎ感があって、もっと観る側に余韻を持たせてくれることをしてくれないのか。
クライマックスに関しても否定的感情しか起きなかった。
いろいろ文句言いながら、途中でギブアップすることなく、休日の貴重な5時間費やしたのは、ボクシングが題材だったから。