「1984年のUWF」に対する反論本か?

2月に読んだ「1984年のUWF」は、個人的に嫌いじゃなかった。

UWF=佐山聡をメインにした物語で、全体的に前田日明が否定的に語られていることに対して、発行後から現在に至るまで物議を醸す書になっており、前田ファンにとっては攻撃対象になっているらしい。
しかし、熱烈な前田ファンを自負する私にとっては、歴史書は書き手の主観が入り込むフィクションという認識のもと読めたし、悪く書かれた前田評までも、ファンとして知識の蓄積にできたから嬉しいものだった。
更に、その書かれ様もしっかり読み込めば、それはファンが愛する人情の前田故の話であり、私的には十分納得できるものでもあった。

しかし、当事者でない人物が書き上げた書、当の日明兄さんは、案の定「読ませるためだけに書いた御伽話」と一刀両断した。
その遠慮ない言いっぷりもまた、ファンには予想と期待通りの前田節で、その攻撃性と弁才に魅了されるのだ。

その日明兄さんの主張を軸とする反論本?が17日に発売される。
「証言 UWF 最後の真実」

この表紙・・・良い。
即予約購入、今から待ち遠しい。

それにしても30年前のムーブメントが、いまだ語られ続けるとは凄いことだし、リアルタイムで体験できたことに感謝だ。

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