あんこ預かり、Nさんはポールに酔いしれて

ホーランドロップのあんこちゃんは、2003年1月7日生まれの雌ウサギ。
そう、現在14歳になる当院で最長寿の患者さまだ。

2年前に眼振症状が出て、腰が立たなくなり、もう長い間寝たきりの生活が続いている。
しかし、飼主Nさんの愛情に包まれて、最近も食欲旺盛で元気だ。
もちろんケージの床材はSUSUで、神経の衰えを防ぐ薬と消化管運動薬を常用して頂いて、適切な介護を実施してもらい、苦労を厭わないNさんには頭が上がらない。

そんなNさんは、ポール・マッカートニーの大ファン。
2015年の来日講演の際は、カッコいいタオルをプレゼントしてくれました。
そのポール、現在来日中。

幸運にもNさん、ドームのチケットが入手できたのですが、東京だから1泊になる。
老齢のあんこちゃんの世話をどうするか・・・悩んで悩んで私に相談に来られました。
当院、基本的に預かりサービスはしていないが、超老齢のあんこちゃは特別だ、どこのペットホテルも容易に預かってもらえないと察した。
それにせっかく取れたチケット、それも御年74歳になるポール、こちらもあんこちゃんと同様人生のカウントダウンが始まっているので、逃したくないライブなのはよくわかる。
ということで、ここは一肌脱いでうちであんこちゃん預かることになりました。

預かってみて知ったが、あんこちゃん、予想以上に元気で、これならまだまだ長生きしそうだ。
そして今日の午後無事にNさん帰還、たくさんのお土産持参でした。

わし、これを期待してあんこちゃんを預かったのか?(笑)
Nさん、ありがとう!

おっ、もう動画が上がってますね。

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