高齢ウサギの餌切り替えは難しいですが

くーちゃんは7歳半になるネザーランドドワーフ。

6月の初診時、長年のペレット主体の食餌が胃腸運動の負担となり食欲不振になったので、治療と同時に牧草中心の餌へ切り替える努力をしてもらいました。

が・・・

ウサギは、自身の健康問題とその解決法(ここでは食餌療法)を、理解して自ら改善する生きものではありません。
特に老齢になってからの無理な餌の切り替えは、ストレスと共に身体が順応できるか心配な面もありますので、厳しく指導できないのが現状。

しかし、くーちゃん、驚くほど素直に牧草食べだしてくれた。
そして、たった1ヶ月で大きくて均一な乾いた理想便を大量に排泄し、体重も10%増量し、若返った感じで来院してくれました。

こんなにスムーズにいく場合もあるんですね。

飼主さんも牧草の大切さを認識してくれましたから、今後も食餌管理上手くいくでしょう。

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