長生きの秘訣

れおちゃんは、11歳のネザーランドドワーフ。

両眼白内障で頸も下がり、年相応の外観。
これくらい老齢のウサギになると、診察時興奮しただけで倒れこむこともあり得るから、扱いにとても神経使う必要があります。

彼には臼歯の不正咬合があり、10歳になってから当院に通い始め、現在も年に数回治療を受けています。
当院では老齢個体に麻酔をかける危険性を考慮して、麻酔なしで歯を切っているのですが、その際はできるだけ短時間で、苦痛を少なく、確実に行うため、保定するスタッフと技術を深める努力はしています。
しかし、怖がり、神経質、逆に攻撃的、反抗的な性格の患者さん相手となると、麻酔なしでのやりにくさ、危険性も出てしまいます。

嬉しいことに、れおちゃんはとても素直な性格。
毎回嫌なことなのに我慢してくれて、こちらはいつも助かっています。

素直なこと・・・長生きの秘訣かもしれませんね。

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