自己流流動食はオススメしない

飼主さんのなかには愛兎の食欲が低下すると、何処からか得た(何処なんでしょうね、ここでは言及しません)情報に従って、自己流流動食を給餌される方がいます。

ここには間違いが2つあります。

まず、愛兎の食欲が低下したのなら、早い段階で動物病院に行くべきです。
ウサギは食欲不振から短時間で病状悪化、慢性化、難治化しやすい動物ですから、飼主さんがあれこれ対処するより、動物病院で治療を受けると同時に、食欲不振となった原因を究明し、獣医師のアドバイスのもと、適切な対策を講じれば、症状も改善し再発の心配もなくなります。

次に、今まで飼主さんから報告を受けた自己流流動食、私的には感心するものもあれば、疑問に思うもの、私だったら絶対オススメしないもの、様々ありました。
やはり、大切な愛兎に与えるのであれば、信頼できるメーカーが実績を持って提供してくれる、ウサギ専用のものを与えてほしいです。
個人的には、イヌ・ネコ、その他の動物と兼用できるものは利用したくありません。
ウサギは草食動物ですから、他の食性動物が利用する餌は不適用なはずですから。

当院でオススメしているウサギ用流動食は、残念ながら動物病院でしか取り扱いがありません。
それは製造メーカーが、獣医師の診断治療と食餌指導を伴って、愛兎に安全で有効な給餌となることを望んでいるからです。

当院はもちろん、ウサギ診療可の動物病院で購入できると思いますから、飼主さんには積極的に利用してほしいです。

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