脱水は辛いよ
今日は朝から休憩なしの忙しい一日だったが、ドMな私はそんな状況でも午後の休診時間にジムにいくという無茶をした。
更に無謀なのが、今日の名古屋最高気温30℃の中、ジムはエアコン稼働なし(ボクシングジムですから)、1時間ちょっとのトレーニングで大量のオヤジ臭満点の汗をかき、渇きを癒す間も無く午後の診療に入り、合間合間に水分補給しようと思ったものの、診療の忙しさから解放されて小休止できたのが夜の7時前、そこでやっと水が飲めました。
と、一生懸命やっている自分を褒めてほしいわけでなく、喉が渇いて仕方なかった、フラフラしながら動いていたと。
そういえば、今日の診療でも脱水状態のウサギが何頭かみえました。
辛いでしょうね、身体に水分補給できないということは。
ましてやウサギは、1日に体重1kg当たり50ml〜150mlの水を欲する動物といわれており、これは体重60kgの人間に換算すれば、最大なんと1日に9リッターも飲水することになる量です。
普段、それだけ大量の水を飲んで満足するウサギが水分補給できない苦しさは、今日一日水を欲してフラついていた私の何倍も辛い状態だと察します。
当院では給水ボトルからの飲水方式から器への変更を推奨しています。
「野生のウサギが沢から落ちてくる水を上向いて飲むの想像できないでしょ。川の淀みや水たまりから下向いて飲むのが普通なんじゃない?」
夏場は、来る飼主さん来る飼主さんに、こればっかりリフレインしています。
あと、夏場にヒトがかき氷食べてリフレッシュできるように、ウサギに葉野菜あげることも良いことだと思います。
しっかり水分補給できていれば、それに見合った排尿がされている筈ですから、一日の排尿量をトイレ掃除するときに確認してくださいね。