老齢ウサギの飼育環境

ピョンちゃんは11歳になるオスウサギ。

爪切りに来院されて、ざっと一通りチェックしたところ、どうも老化で目が見えなくなっているようだ。
飼主さんにも思い当たる節があるそうだ。

しかしピョンちゃん、身体能力はいまだ衰えず元気で、頭もボケることなくはっきりしているので、日々活発に動き回っている。
こういうときは目が見えずとも、限られた飼育空間を、記憶と目以外の感覚で確認して行動することが可能だ。
だから、飼育環境の間取りを変えず、今まで通りの生活を維持することが大切となる。

もちろん咀嚼力が低下したら与える餌を、動きが鈍くなったら床材を変えることが必要になりますが、その場合も全体の配置はそのままで、馴染みの状態を変化させないことが大切となるでしょう。

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