現状維持でも意味がある

先のブログの続き。
老齢ウサギの生活、現状維持について。

飼育環境を老化レベルに合わせてより快適に改善し、シニア餌に切り替え、衰えた消化機能の負担を考えオヤツはやめる等、飼主さんには様々な対応が求められます。

そして、病気の症状が観察されたら、早い段階で動物病院での診療を受けることは、全年齢を通して言えることですが、老齢ウサギの場合、治療した反応が飼主さんが期待通りでないことがあります。
飼主さんは治したいと思うのが当然、しかし現実は老化に伴う疾患は完治が望めず、現状維持、悪化や進行を食い止めることが目的となる治療が多々あります。

ウサギはヒトの10倍のスピードで歳を重ねる動物です。

もちろん病気が治るに越したことないですが、老齢ウサギは治療することで、現状維持の生活を続けられれば意味がある場合もあるのです。

1つ星 (まだ評価がありません)
読み込み中...

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ