湿気、カビ注意

今日の名古屋は一日雨・・・
ジメジメジメジメ・・・だって梅雨だもん。

ウサギ本人の対策(湿度60%以上になると不快感示す)はもちろん、こんなときは与えている餌にも注意してほしい。

ペレットや牧草、湿気を吸い込んでカビが発生すると大変です。
カビが作る有害な代謝産物アフラトキシンは、ウサギにも毒性を示し、胃腸炎と肝臓障害の原因となります。

製造年月日と品質が不明瞭な餌を与えないのはもちろん、多種のペレットや牧草を混ぜて給餌している場合は、全てを消費するのに長期間を要しますから、自宅での保存状態に気をつけてほしい。
基本ペレットは開封後2ヶ月以内で消費、これはカビの発生を防ぐ以外に、酸化による品質劣化も考えて。
私的意見としては、様々なものを食べさせていると、食餌性に病気になったとき犯人探しが大変だし、良質単一餌で飼育した方が、その品質管理は容易だと思います。

そんなカビ臭い餌をウサギは食べないでしょ、と飼主さんは思うでしょうが、これに関しては「食べる」「食べない」両方の研究報告がありまして、私は自身の臨床経験上、圧倒的に「食べる」を支持しています。

ある意味ウサギは信用できない動物ですから、飼主さんが様々なトラブルやアクシデントを想定して、事前に予防策を取ってほしいと思います。

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