来院のタイミング
ウサギは病気の症状を隠す動物です。
弱みを見せたら肉食動物に襲われる被食者の立場を、本能的に理解しているから、生き残るために隠そうとするのです。
しかしながら、普段愛兎の世話をしている飼主さんなら、何となくいつもと異なる雰囲気を察して、早い段階で来院してくれます。
「こんな程度なら連れてくるほどでないかもしれないけど心配で・・・」
いえいえ、正解です。
本格的に体調を崩してからでは、治療期間、そこにかかる費用、飼主さんの心労、何よりも愛兎の苦しみが、非常に大きなものになります。
飼主さんが感じる予感は、大抵当たっているものです。
臆せず堂々来院してください。
イヌ・ネコと異なり、ウサギに関しては、しばらく様子見は×です。
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