最期の場所

厚生労働省の人口動態調査によれば、ヒトは人生の最終段階を過ごしたい場所として、71.7%が自宅、19%が医療機関、8.2%が介護施設となっているそうです(1.1%は無回答)。
これは「病院や施設ではなく、最期は住み慣れた自宅や家族と過ごしたい」と大部分の方が思っているということ。

ヒトは自己の状況を理解し、最期を予想できる場合が多いと思いますが、ウサギはそれらを理解しないので、病気になって病院で入院を続け、挙句そこで最期を迎えることは、ヒト以上に拒絶すると察します。
それ故、当院としては、可能な限り最期の瞬間を自宅で迎えられるように配慮した治療を行いたいと思っています。

その努力に関わらず残念にも通院中や診療・入院中に、愛兎が亡くなってしまった場合でも。

愛兎を自宅に返し、生前好きだった食べ物等をお供えし、家族全員で心のこもった供養をしてくだされば、きっと喜んでくれると思います。

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