斜頚
4月に眼振(目の揺れ)を伴う斜頚(頚の傾き)で来院したロップちゃん。
2ヶ月間に渡る投薬と、自宅でのバリアフリー環境による飼育、適切なリハビリ運動、給餌補助によって、ほぼ症状が消失、今日で一旦治療終了となりました。
斜頚の治療経過は様々で、ロップちゃんのように満足いく結果もあれば、多少頸の傾きが残るが日常生活に復帰できるレベルから、全く治療に反応せず飼主さんの長期的介護が必要になるものまで。
投薬治療とともに重要なのが、上述の自宅での長期的病状対応であり、普段から愛兎のコントロールを実践できている飼主さんには習得しやすく、それを受けるウサギのストレスも少ないでしょう。
そういった意味でも、健常なうちから愛兎を扱えるようにすることは大切です。