手術をする・しない

愛兎の病気治療のため、手術が一つの選択肢となる場合、飼主さんは悩むと思います。

その手術が100%無事に行われるなら問題ないのですが、麻酔の危険性、手術中に想定されるアクシデント、術後の合併症、病気の再発、愛兎の年齢、体力、ストレス・・・様々なことを考慮すればするほど結論が出ないまま悩むことが多いでしょう。

当初は手術せず様子見を決めたのに、状態悪化に伴って手術実施を決定、しかし当然以前よりリスクの高い困難な手術になります。
もちろん逆に手術せず、飼主さんが満足いく一生を終えた愛兎も存在します。
また、病気の発見と同時に手術を決定して、早期発見早期治療を実現して、経過良好な愛兎もいるわけです。

大切なのは、病気を発見した受診時、獣医師としっかり話し合って、手術をする場合としない場合の、愛兎の生活をしっかり想定して、飼主さんがどちらだったらできるか考えることだと思います。
納得いく説明を受けず、愛兎の未来について、何の想像も巡らせないまま飼い続けることは、愛兎・飼主両者にとって不幸なことになります。

1つ星 (まだ評価がありません)
読み込み中...

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ