実は表情豊か

ウサギは鳴かないしポーカーフェイスだから、何考えてるのかわかり辛いといわれ、過去にそれを題材にした当院のカレンダーが、ネットニュースに取り上げられて話題にもなりました(現在来年のを配布中)。

しかし、愛兎のことをよく知る飼主さんなら、これには異論があると思います、もちろん私も。

ウサギは表情があるように見えません?

実はいま、重病のウサギが毎日注射治療と強制給餌に通ってくれています。
ウサギはストレスに弱い生きものだから、意識がしっかりしているなら入院より通院を勧めるのがうちのやり方。
岐阜から毎日通ってくれる飼主さんを思うと、本当に頭が下がる思いで、なんとか愛兎を復活させてあげたい。

そのウサギ、最初の頃は身体に力が入らず目も虚ろ、しかし治療を続けることによって、徐々に目に生気が蘇ってくるし、流動食を強制給餌するときの反応も俊敏になってきます。
今日は処置の終わりに

「これぐらいにしておこうか」

と言った私の言葉に反応して、直ぐにキャリーに帰りたいという表情を見せた。

よく見れば、ウサギは表情豊かな動物だとわかります。

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