中学生の視点に感心

先日当院で職業体験した中学生女子4人から、丁寧な御礼状をいただきました。

まず、4人のきれいな字を見て、普段カルテになぐり書きしている自分が恥ずかしくなった。
たまに自分で読み返せないときがあるくらいだから、今後改めたいと思う。

実習中は見るもの全て初めての彼女たちが理解できるよう、わかりやすい言葉を選んで説明しながら仕事をした。
彼女たちは、そのことに感謝するとともに、話しながら仕事を進めることができる術に感動したそうだ。

そういえば、1kgに満たない小型ウサギから採血したとき、彼女たち全員一言も発さず、真剣に見ていたのを思い出す。
やり直しを許さない空気(実際は失敗したら、笑って誤魔化してやり直すんだけど)を、しっかり読みとっていたのでしょう。

張りつめた空気に無頓着で、自分の話したいことを一心不乱に喋り続け、それとなく制する私の言葉にも反応しない大人もいるというのに。

日本の未来は明るい。
わしの老後も安泰だ、と確信した御礼状でした。

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