不正咬合の見つけ方
日常の飼育で、前歯の伸びは見つけられても、奥歯の伸び・不整を確認することは難しいでしょう。
しかし、それに伴う症状から察知してあげることは可能です。
奥歯にトラブルが生じれば、正常な咀嚼運動が阻害されますので、例えば
・口の動かし方がおかしい、奥歯にモノが挟まったような食べ方をする。
・顎の下や前脚がヨダレで濡れている。
・採食量と体重が減少する。
・脱水から被毛がパサつく。
などがあります。
また、画像のように被毛が固まってパリパリになることもあります。
これはバランスの悪い歯並びで毛繕いをしたため、被毛に大量の唾液が付着し固まって生じます。
以上のように様々な症状から、不正咬合を推測することは可能ですから、見つけたら動物病院で確認してもらいましょう。