ペレット主食からの脱出

ショコラちゃんは3歳のネザー。

長きに渡ってペレット主食を続け、とうとう臼歯の不正咬合になってしまい、食べられなくなってしまった。
歯の処置をしても、餌の改善がなければ元の木阿弥だから、飼主さんに厳しい食餌療法を課した。

消化管の薬を併用しながら流動食を強制給餌、与えていいのは制限されたペレットと葉野菜、牧草だけ、オヤツは一切無し。
ペレットを徐々に減らしていき、半月後には理想値まで給餌量を下げれた。
嫌々ながらも牧草を食べだすに連れて、流動食をフェードアウトし、およそ1ヶ月で理想量のペレットと牧草主体の食餌を実現できました。

便も以前の大小不同、湿り気、臭みのある消化不良便から、大きく、均一で、乾いた正常便を大量に出すようになりました。
そろそろ飲薬も切り上げて良いでしょう。

初診時は、何に対してもイラついて不快感を表していた人相、いや兎相だったショコラちゃんが、今はこれだけ穏やかな顔つきになった。

まだまだ続くこれからの人生、いや兎生、気分良く生活できそうですね。
飼主さん、お疲れ様でした。

1つ星 (まだ評価がありません)
読み込み中...

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ