ウサギの骨折

最近はウサギの扱いに慣れた飼主さんが多いためか、正しい扱い方の啓蒙が行き届いたのか、落下事故による骨折は殆ど無くなりました。
しかし、それでもウサギは骨密度が希薄で骨折し易い動物です。
ヒトは体重のおよそ20%を骨が占めますが、ウサギは8%しかない動物です。

現在、当院でのウサギ骨折来院で最も多い原因が、リード装着時の事故によるものです。
ウサギは警戒心が強い動物ですから、些細な事でパニック状態になり、突発的に予測不能な動きをする事があります。
ウサギ用のハーネス・リード等が商品として売られていますが、飼主さんは装着したウサギの扱いに注意する必要があります。
犬のように飼主さんと歩調を合わせて散歩ができる動物ではない事を理解した上で、使用しないといけないのです。

もしも、リード装着時のアクシデントでウサギが骨折してしまったら・・・後悔先に立たずです。
飼主さんは十分注意を払って、転ばぬ先の杖としましょう。

リードが絡んで暴れてしまい大腿骨を骨折したウサギのレントゲン画像です。
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