ちゃっとやらないかんよ
薬を飲ませる、強制給餌する、目薬や耳薬をあてる、愛兎が病気をすると飼主さんが頑張ってやらないといけない。
少しでも嫌われたくないからと、美味しいご褒美で釣るような下手に出るマネをすれば、ウサギはすぐに飼主さんの弱気を見破って、過度に要求したり、同じ方法が通用しなくなったり、わがままを訴えたりします。
ウサギには治療しているという概念はありませんので、飲むのも、食べさせられるのも、あてられるのも鬱陶しいだけな筈です。
それでも執拗に迫ってくる飼主さんに対し
「なんかようわからんけど、そこまでしたいなら妥協してやるわ」
「その代わり、長々付き合ってられないから手短にな」
「最初は互いに息が合わんから仕方ないけど、上達しろよな」
と相変わらず上から目線ですが、最低限の協力 or 根負け or あきらめの姿勢を見せてくれます。
それなのに飼主さんがタオル持って(それで愛兎を包もうとして)、ウサギが最も嫌がる後方から追いかけ回し(被食者は後ろから襲われますから)、やっと捕獲した後も恐々扱ってもたついてしまえば、
「もう、いい加減にせいや!」
「そんな鈍臭いのなら、二度とやらせんからなっ」
と、絶好のチャンスを逃します。
その後は飼主さんが延々下手に出ざるを得ない負のスパイラル・・・
やるとなったら
・しっかりシミュレーションして(勉強会参加してちょーだい)
・妥協せず
・飼主の威厳を持って
ちゃっとやることです。
※ちゃっと・・・名古屋弁で素早くの意。