柴田直人 自伝

日本ヘヴィロックの重鎮ANTHEMのリーダー柴田直人の自伝である本書は、彼の生い立ちからバンド結成と解散、そして2001年の再結成までの回想録。

ファンなら大要は知りつつも、自身に理想が高くストイックが故に苦労多きその人生は、まるでプロアスリートの自伝を読んでいるようだった。

更に本書以降、バンド再結成後の彼らは、新たな作品を発表するたび、現在に到るまで成長を続けており、同じく例えるなら、引退後再び復帰したアスリートが自己記録更新し続けるような、信じられないようなことを実現している。

そんな著者も今年で60歳、いずれ来る引退のとき、間違っても矢吹丈みたいに真っ白になって事切れるのではなく、ゆっくり感慨に浸りながら、ANTHEM再結成からの自伝第2部を執筆してほしい・・・と変な心配してしまうほど強烈な一冊でした。

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