治療効果を見る前に餌は変えるべきでない

ウサギが調子を壊して食べなくなることは多々あります。

原因は様々で、診察時に飼主さんからじっくり話を訊くことによって推察するのですが、その時は何だか尋問されているようで、怖くなっちゃう方もいるかも。
ただ、繊細な動物であるウサギの場合、ほんの些細なことが体調を崩す原因になっていることもあるので、一切訊き漏らさないことが重要なのでご容赦願いたい。

で、とりあえず各種検査結果も参考にして診断を下し、治療するのですが、飼主さんとしては一刻も早く良い結果を呼び寄せたいでしょう。
だってウサギは食べないと早急に命に関わる動物ですから。
そこで帰宅後、少しでも早く愛兎が食餌を再開してくれるよう、牧草やペレットの銘柄を変えたり、今まで食べたことのないオヤツを与えたり・・・

ちょっと待って、それは間違いです。

ただでさえお腹の調子を壊して食べられなくなっている身体が、新たな餌に適応できる筈がありません。
餌を切り替えるのは、既存の餌が明らかに有害だったときのみです。
動物病院側としても治療効果を確認したいのに、餌の変更という新たな要因が加わることによって、的確な判定が不可能になってしまいます。

どうしても食べてくれない愛兎が心配な場合は、動物病院にて消化吸収性の良い流動食をお勧めできますし、与えるタイミングや与え方も詳しく説明します。

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